田辺高校応援団管理者の活動を記録するブログ
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中国のピーラーから品質を考える

日漢漢日辞書

ピーラー買いました

中国にいるとなぜか林檎とか梨とかもらうので

とはいえ包丁を買うほどでもないので

手軽なピーラーを買ったつもりなんですが

あまり切れない…

力を入れて、手を切ってしまいそうです

中国の品質はこういうところで差が出ます

包丁や刃物の品質は難しいのですが

刃物の機能は物を切ることなので

品質は「物がよく切れる」こととなりますが

逆に「安全に切れる」という相反する品質も存在します

よく切れる刃物は逆に少ない力で切れるので安全とも言えますが

身体に向けられたときの破壊力も大きいので

刃物の品質は難しい

その点、髭剃りの「切れてな〜い」は

よく切れると安全の両方を兼ね備えた商品ですね

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QC検定3級講習

9月にあるQC検定の講師を頼まれました

ただでさえ忙しいのに



来週から海外工場へ長期出張で

準備に追われている最中での依頼で

ちょっと面倒

他に教えられるやつはいないのか?と見渡すと

2級取得者が結構いる

でも教えられない

受験に受かるのと、理解しているのは全く違うという典型です

さすがに全部面倒は見れないので

分からないところをアンケートして

「QC的ものの見方」と「検査」の項目を教えることにしました

他は若手に教えさせることにしました

教えることは、最も効果的な学習方法です

教えるからには自分が理解しないといけない

→自己学習する

→講習をして質問を受け自分が理解していない領域を知る

→さらに自己学習する

そうやって人の知識層は深くなっていきます

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外観基準を決めない設計者は三流

ある設計者との会話で

「外観基準は決めてないの?」の質問に対して

「なんで、設計者が外観基準を決めないといけないの?

機能に関わる外観ならともかく」

あきれて言葉にならねぇ 

さらに機能という言葉の定義も間違えてるし

ちなみに、外観にも機能があります

B to C なら『消費者の気持ちを豊かにする』など

B to B なら『安心感を与える』

体裁(外観を気にする)部品ではない場合

「ねじ」でもいい、板金でもいい

それを部品として受け取ったお客さんはどう感じるか?

傷だらけの場合、どう感じるだろうか?

寸法が図面通りでも、その製造工程を疑う

それが、外観の機能と品質です

それを理解出来ていない設計者は三流

BtoBの限られた世界では商習慣で何とかなるかも知れませんが

BtoCのコンシューマ製品の世界では通用しない

皆さんの周りの設計者は大丈夫ですか?

心配なら、外観不良品を見せてみてください

「機能上問題ない。外観だけの問題。」

と答えたら要注意です

「そんなの、現場で判断して」、「常識で判断して」

と答えたらアウトです

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QC検定1級

品質管理検定1級

ただいま、勉強中

3月に受験する予定だったQC検定2級が

地震で試験自体が流れてしまいました

とはいえ、2級を受けるのも芸がないので

1級の試験勉強中です

2級との大きな違いは

品質工学、多変量解析が含まれているのと

論述文があるということです

試験は9月なので時間はありますが

根本から理解するには丁度いい期間かもしれません

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工程監査で京都へ出張

弁当

今日は京都へ出張でした

昼前に出て、お昼一番から製造工程監査をしてきました

工程監査はエネルギーを消耗するので

お腹にエネルギーを入れておかないといけません

電車の中で昼食です

春らしく、桜満開弁当

結局何が桜満開なのか分かりませんでしたが・・・


工程監査というのは簡単に言うと

QC工程図に基づき作業や管理が出来ているかをチェックします

監査される側にとっては嫌なイベントです

監査する側はする側で、気疲れします

しかも、今日は社内工場

身内というのはなかなかやりにくい部分もあります

明日も朝から監査です

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3月のQC検定試験中止

地震の影響が思わぬところに・・・

3月に予定されていたQC検定試験が中止になりました

今年3月に2級、9月に1級を受験するつもりが

ちょっと予定変更です

9月に1級、2級同時受験かも


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品質保証と品質管理

ある品証ベテランの方から

「品質管理と品質保証ってどう違うの?」と質問されました

軽く目眩を感じました・・・

品質保証や品質管理に携わるなら理解しておいて欲しいのですが

品質管理:スコープ(現物)が対象

品質保証:プロセス(工程)が対象

これは日米の品質協会の定義で

製造業においては王道的な定義になっています

例えて言うなら

管理は正しく製品が作られているかどうか

保証は正しいプロセスが行われているかどうか

JISではこの品質管理と品質保証を軸に計画と改善を含めて

品質マネジメントとしています


ここで一つ釘を刺しておく必要があります

品質管理、品質保証、マネジメントは

品質保証部だけでやればいいということではありません

例えば・・・

製造部門としての品質管理への取り組みがあったり

設計部門としての品質保証への取り組みがあるはずです

「じゃあ、品質保証部ってなにするの?」と言われるかもしれません

その通りで、究極は品質保証部が無くても不良品が発生しない状態です

とはいえ、現実的にはそんな理想的な会社は無いので

実際の組織としての品質保証部は

品質管理、品質保証、マネジメントを取りまとめる部門といえるでしょう

一般的な会社では、受入出荷検査を行う機能と

開発段階の製品を承認する機能のほか、

ISOなどの事務局を取り込んでいるでしょう

これが大きな企業になると分業が進んで

品質管理部、品質保証部、ISO事務局に別れ

さらに供給者の品質を取り扱うSQAなどの組織があったりします


「品質保証」という言葉は

簡単に見えて、なかなか理解が難しいものかもしれませんね


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QC検定を受けろとな
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QC検定を受けなさいってことで

3月に2級を受けることになりました

2級受験のための勉強会をしてきた私にとっては

いまさら感はあるものの

客観的に品質保証の業務能力を測る指標のひとつなので

仕方なく

QC検定

とはいえ、改めて基本に立ち返ると

分かっているつもりで分かっていなかったことも見えてきます

統計は普段はエクセルでちゃちゃっとやってしまいがちですが

数式から直接計算するとその意味や背景がよく見えます

試験のためではなく基礎学力になりそうです

工程能力Cpk、Ppm、Cpmがややこしいのは誰のせい
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品質管理でよく使われる「工程能力」ですが

一般的にはCp、または、Cpk が使われると思います

このサイトでもCpkについて書いているのですが

今日はそれ以外について紹介します

自動車業界ではCpkとPpkがあります

どちらも求め方は一般的なCpkと同じ式なんですが

σの算出方法が異なります

シューハートの係数値から求めます

σc

つまり、シュハートの管理図を作るついでに

「工程能力も推定しましょう」ということのようです

量産が安定してからの長期的管理に使うようです


一般的なσは ↓ 

σp

そこで問題なのが

どっちがPpkでどっちがCpkなのよ?

GMなどの進めるQS9000では

工程性能Ppkをσpで求めます(一般的なCpk)

そして工程能力Cpkはσcで求めます

しかしながらドイツ系の自動車関連会社ではその逆で

Cpkは一般的なCpkで

Ppkはσcで求めており

自動車業界内でもばらばら

JISではσcから求める方をCPIと定めたようです

さらに最近ではCpmという言葉も出てきます

標準偏差σの求め方が異なります

一般的な標準偏差は平均値からのバラツキを求めますが
標準偏差
このCpmに使われる標準偏差は

規格中央値からのバラツキを求めます

標準偏差cpm

つまり規格中央と平均値がずれていると

標準偏差σが大きくなり工程能力指数が低下するということです

それってつまりCpkじゃねぇ?

といわれそうですが、似たようなものです

ただし、Cpkよりも規格中央と平均値のズレに敏感になります

比較

黒い線がCp

紺色がCpk

オレンジがCpmです

横軸は規格中央と平均値のズレで

規格中央と平均値のズレがないときを0

平均値が規格下限までズレると1として算出しています

Cpはズレを考慮していないのでずれても値に影響なし

Cpkはズレに比例して低下しますが

Cpmは曲線的に低下します


これだけと思いきや、Cmkとか言う言葉を持ち出すメーカーもあり

自動車業界は本当に勝手気まま

勘弁して欲しい

正規性検定
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これは正規分布と判断するか否か?

正規分布

工程能力、相関分析などデータ分析に使う手法は

データが正規分布しているという前提のものが多いです

(ノンパラメトリック検定は気にしなくてもOK)

以前このブログでも工程能力を調べるときは

まずデータが正規分布しているかどうか確認するべきと書いたのですが

Cpkの値だけで判断しているエンジニアの多いこと多いこと・・・ 

「じゃあ、どうやったらいいの?」といわれそうですが

確かに難しい

正規性の検定のやり方を精度の高い順にあげると

 ・ シャピロ-ウィルク検定

 ・ アンダーソン-ダーリング検定

 ・ コルモゴロフ-スミルノフ検定(KS検定)

 ・ リリフォース検定

 ・ Χカイ2乗適合度検定(ヒストグラム⇔期待値の差を判別)

 ・ 尖度歪度検定

 ・ 正規確率プロットor正規確率紙

 ・ ヒストグラムを書いて視覚的に判断

非常に高額な統計ソフトを買えば

シャピロ-ウィルク検定やKS検定も出来るかもしれませんが

大抵の企業の場合はそうはいかないわけですよね

エクセルで正規性の検定を行おうと思うと

Χカイ2乗適合度検定あたりまでが限界かもしれません

簡単に精度よく正規性を検定出来るようにしてやりたいと思い

このところ、エクセルと格闘しています

(カイ2乗適合度検定までは自動算出できるようになりました)

結局のところ、一番始まりの「データの正規性検定」が一番難しい