田辺高校応援団管理者の活動を記録するブログ
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工程能力Cpk、Ppm、Cpmがややこしいのは誰のせい
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品質管理でよく使われる「工程能力」ですが

一般的にはCp、または、Cpk が使われると思います

このサイトでもCpkについて書いているのですが

今日はそれ以外について紹介します

自動車業界ではCpkとPpkがあります

どちらも求め方は一般的なCpkと同じ式なんですが

σの算出方法が異なります

シューハートの係数値から求めます

σc

つまり、シュハートの管理図を作るついでに

「工程能力も推定しましょう」ということのようです

量産が安定してからの長期的管理に使うようです


一般的なσは ↓ 

σp

そこで問題なのが

どっちがPpkでどっちがCpkなのよ?

GMなどの進めるQS9000では

工程性能Ppkをσpで求めます(一般的なCpk)

そして工程能力Cpkはσcで求めます

しかしながらドイツ系の自動車関連会社ではその逆で

Cpkは一般的なCpkで

Ppkはσcで求めており

自動車業界内でもばらばら

JISではσcから求める方をCPIと定めたようです

さらに最近ではCpmという言葉も出てきます

標準偏差σの求め方が異なります

一般的な標準偏差は平均値からのバラツキを求めますが
標準偏差
このCpmに使われる標準偏差は

規格中央値からのバラツキを求めます

標準偏差cpm

つまり規格中央と平均値がずれていると

標準偏差σが大きくなり工程能力指数が低下するということです

それってつまりCpkじゃねぇ?

といわれそうですが、似たようなものです

ただし、Cpkよりも規格中央と平均値のズレに敏感になります

比較

黒い線がCp

紺色がCpk

オレンジがCpmです

横軸は規格中央と平均値のズレで

規格中央と平均値のズレがないときを0

平均値が規格下限までズレると1として算出しています

Cpはズレを考慮していないのでずれても値に影響なし

Cpkはズレに比例して低下しますが

Cpmは曲線的に低下します


これだけと思いきや、Cmkとか言う言葉を持ち出すメーカーもあり

自動車業界は本当に勝手気まま

勘弁して欲しい

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